儲かる店は宴会のできる店だった


私は30年、この仕事に携わってきて言えることですが、個人の飲食店で儲かっている店は宴会のできる店だった、ということです。全部とは言いませんが、儲かっている店は宴会のできる中規模以上の店舗面積を擁してました。この事実はあまり公言したくなかった。理由は小規模店は儲からないと言っていることに等しいからです。
儲かっているの基準は伏せておきますが、強いて言えば高級車に乗っている・・・とかのレベルの話です。

 

宴会が儲かる理由


宴会の客単価もいろいろですが、仮に料理店で5,000円だとして20人の宴会なら10万円になります。時間にして2時間ぐらいですから1時間で5万円の売上になります。5万円と言えばラーメン店などの小規模店が1日頑張って売上げる金額です。
人時生産性の点から考えても一番良い状況です。なので宴会の旨味を知ってしまったら止めることができません。事業拡大しようと思えば宴会場を増やすことに投資をするでしょう。

 

儲かる宴会需要


昔は100人も入れる宴会場が重宝がられた時期がありましたが、今は20人以下のスペースを小分けにして使え、繋げて60人の宴会がとれる、なんていうお店が効率的で儲かっています。実際のところ、宴会の予約は10~20人が多いそうです。小規模の部屋が3つある場合、10人の宴会が×3組で30人だとします。客単価が5,000円なら30人で15万円になります。宴会も組数で取ることが儲かる秘訣です。今は部屋と部屋の仕切るのによい建具もあります。

 

これからの宴会は


私がお薦めする業種として、お客様が自分で調理をするお好み焼、鉄板焼き、網焼き、焼肉など、コックレスの業種で宴会需要が取れる業種が魅力的だと考えています。人件費が高く人材不足、調理人により味のばらつきがありクレームも増えます。クレームが少ないコックレスの業種にビジネスの拡張が可能だと考えています。

 

パンフレットありますか


宴会を取るのにパンフレットが重要です。あなたの店はパンフレットがありますか?パンフレットはカタログです。家電に例えるならカタログがないのに冷蔵庫が売れますか?カタログ、パンフレットは必需品です。
チェーン店は当然のことながら用意されていますが、個人店は用意していない店が多いのではないでしょうか。今では簡単に安く印刷ができる時代です。今すぐに用意することが急務です。

 

飲み放題は必要だ


私は飲食店のメニューを企画してメニューブックを作ることを一時期、力を入れて仕事としていました。今では当たり前のように飲み放題コースがどの店のメニューにも載っています。私がメニューブックを作っていたころは飲み放題は1500円が相場だったと思いました。今では各店がいろいろと企画しています。飲み放題でも大丈夫なのは昔みたいに大量に飲む人がいなくなったことや、時間制にしているところが良いところです。

飲み放題の一番のいいところは明朗会計だということ、幹事が頼みやすいところではないでしょうか。

 

瓶ビールは要らない!?


あるオーナーに言われた意見です。瓶ビールは場所を取り管理が大変です。置き場、冷やす冷蔵ショーケース、回収のための場所などを確保しなければなりません。作業も多くなるので要らないということでした。なるほどと感心させられました。ビンビールでグラスに注ぐ行為も無くなるのはどうかと思いましたが店側の都合を考えればビンは・・・。この店、飲み放題でも生ビールを使うそうです。

 

個室を真剣に考えてみた


下記は私が宴会について真剣に考えていた時の図面です。5坪×2部屋、12名+12名=24名、つまり10坪で24名のレイアウト図面です。
できて見れば簡単ですが・・・、その他にもいろいろなパターンで考えたレイアウト図面がありますが各々の店のサイズによってレイアウトは変わってくると思います。

宴会場レイアウト図面

 

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