とんかつ店の集客

とんかつ店、食堂、定食屋の集客、客層を広げ客数を増やして売上を伸ばす方法。販促による集客、改修工事による集客、広告宣伝集客など。

できるだけ安く売上を伸ばす方法は

１．メニュー内容を見直しする

メニュー構成と価格を見直しする。そして、写真メニューブックにすることで売上が必ず伸びます。なぜメニューが大事かというと、お客様が注文したメニューが売上の100％になるからです。

サービスが良くても、店の雰囲気が良くても、それが直接売上金額にはなりません。

２．客席の見直しと改修工事

月日が経つと店内が汚れてきます。しかしお店の人は意外と気づきません。また、時代に合わせた店づくりを取入れる必要があります。

例えば、破れた椅子のレザーの張替え位はしたいものです。売上を伸ばすためには、最低限の改修工事など必要です。

《改善事例》

下記は、当社でお手伝いした“とんかつ店”です。店内の改修工事もしたのですが、大半は販促による部分です。メニュー、サービス券、パンフレット、店内POP、看板デザイン、メニュー看板、ユニフォーム、などです。

テーブル3席をベンチ2席に、客席を減らして待合席を造りました。一般的に客席が多い方が売上が伸びるのですが、店によっては必ずしも良いことではありません。下記はメニューの一部です。

低予算で売上を伸ばす方法は

私は、メニューと販促がとても重要だと考えています。

投資に対し一番効率が良いのがメニューと販促です。メニューを再構成し客数を増やす戦略です。私は内装も厨房も専門ですが、まずは低コストでできることから提案しています。

大金を掛けて売上が伸びても当たり前で、大金を投じても売れない店もあります。改修工事は二の次です。

利用動機を考える

お客様はなぜ来店するのか？

あなたの店にお客様が来ないのは、来店する理由がないからです。来店する理由があれば、お客様は来ます。

• 宴会席のある店だから来店した
• 行列のできる噂のラーメン屋だから行ってみた
• デートに最高の店と評判だから予約した
• しゃぶしゃぶが美味しい食べ放題の店
• 個室で無料送迎のある店だから来店した･･･。

あなたの店に来店させるだけの動機を作りましょう

身だしなみに気を付ける

あなたの服装は清潔感がありますか？

飲食店は清潔感がとても大事です。店をリニューアルするときに、服装も指摘します。見た目が大事なので。

チェーン店ではユニフォームがあり統一性がありますが、個人店も見習う必要があります。これからは、帽子もマスクも必要です。

客層を広げる方法

例えば、テーブル席をベンチ椅子にすることで、子供客も年配客も増えます。子供連れのファミリー客も増えます。結果として簡単に客層を広げることができます。

客単価を上げる方法

セットメニューを作ります。食器を変えて豪華さを演出します。コースメニューを用意します。土日、祝祭日用のメニューを用意します。などなど。

このようにTPOに合わせてメニューを用意します。お客様はTPOに合わせて注文するようになります。

メニューを減らす

売れない店はメニューが多い。

儲からない店はメニューが多い。

メニューを減らしても売上は減りません。メニューが多い店は看板メニューがない店です。売りになるメニューをつくることが肝心です。

営業時間を減らす

営業時間を減らすことも考えることが必要です。来客が少ないのに営業するのは経費が掛かります。

人気店になると、お客様が営業時間に合わせて来てくれます。お客様が時間に合わせて来店してくれる店になる必要があります。

セットメニューを作る

アラカルト、単品を売っていると忙しいだけで売上が伸びません。宴会料理の場合は、予め店側が用意したメニューをお客様が選んでいます。このように店の都合に合わせて頂くことがポイントです。

楽して儲かる店を目指す

お店に看板メニュー、人気メニューがあれば、それだけに集中でき、効率よく売上も伸びます。

忙しくて儲からない店より、楽して儲かる店を目指しましょう。

宴会メニューを用意する

宴会メニュを作ってお客の目に触れるだけで、宴会が取れます。

これは事実です。宴会が取れないのは、あなたの店に宴会のメニューブックが無いからです。写真の付いたメニューがポイントです。効果を期待するなら写真で訴求することです。

夜は“ちょい飲み”居酒屋にする

中華料理店が夜、ちょい飲みで大盛況、たこ焼き店が夜は、立ち飲みで大盛況･･･

これは昼と夜のお客の利用動機を考えての戦略です。あなたの店もお客様の利用動機を刺激して集客しませんか

いい店でも･･･売れない

内装に大金を掛けて雰囲気の良い店を創ったところで、繁盛する保証はありません。都内の富裕層を狙うなら別ですが･･･。都内と田舎では客層が違います。

販促だけでは回復しない

広告宣伝にお金を掛ければ、一時的に客数を増やすことができます。しかし大したことのない店を、いくら広告宣伝しても、結局のところ売上は回復しません。先ずは店の内容を改善することが大事です。

宣伝広告に、大事なお金をドブに捨てるのはやめましょう。

テレビの効果は1ヶ月位

テレビ取材は宣伝広告の最たるものです。しかし、テレビの効果は半年も続きません。放送した時点から１ヶ月は大変忙しいのですが、徐々に･･･

忙しいと嬉しいけど、人件費も余計かかるし体もつかれる。一過性の冷やし客でにぎわうだけで常連客には迷惑な話でもあるようです。

トイレは男女に分ける

小規模店の場合はトイレが1つが当たり前。仕方がないことでありましが、トイレが男女兼用では･･･、そこでトイレを常に綺麗にするとか、トイレに感動を。

20坪以上の店なら、男女のトイレを用意することが望ましいと考えます。トイレを増設することで売上も伸びると確信します。

繁盛店は、総合力です

繁盛店になるには複数の要素が必要です。味だけではなれません。

店の広さや立地条件が問題です。駅前型なら距離にして100メートル以内とか、郊外型なら駐車場の台数が20台以上は欲しいところ。

店舗ではデザインが重要、CIデザイン・イメージ戦略。個人店でもブランディングが繁盛のポイントです。

改装工事も検討する

下記は、開店以来20年経った“とんかつ店”の改修工事の事例です。ベンチ席、カウンター席、小上がり席、特にベンチ席が好評でした。

《営業エリアの目安》